シルク・ドゥ・ソレイユ「コルテオ」 ― 2009年02月24日 11:01
もしかして高齢者を狙った当選商法なのでは・・・と疑いつつ、実家に行くと、ペアチケットがすでに到着。カードの入会案内なども同封されていて、半信半疑だったのですが・・・座席指定のちゃんとした(?)招待券のようです。それでもイマイチ、ピンとこず、チラシ掲載のサポーター軍団を見て、ようやく「キャスターの小倉智昭さんがオススメしてたアレか〜」と気づいたのでした(^_^;)
恥ずかしながら、シルク・ドゥ・ソレイユ自体、全然知らなくて、シルク=サーカス(フランス語で)だと初めて認識しました。アヤシサ100倍で対応してたのに「スゴいじゃん。もらっていいの? わあ、ありがとう!!!」と我ながら見事な手のひら返し。疑ってごめんね〜フジツな娘をお許しあれm(_._)m
というわけで、先週金曜の夜に行ってまいりました。おもしろかった! きれいだった! 見ごたえ満点だった!が正直な感想です。
サーカス自体、ずいぶん前に見たきりでしたが、ストーリー仕立てになっていて、今までのサーカスとは一線を画すものですね。動物は登場せず、人間だけのパフォーマンスですけど、仕掛けが大がかりで演出や音楽も凝っています。ミュージカルのようでもあり、ダンスパフォーマンスのようでもあり・・・演者が続々登場するので、群舞のようにも見えて。
もちろん、サーカスなので、アクロバティックな演し物が中心なのですが、体操や新体操、フィギュアスケートなどを思わせる演技がたくさんあって、次々と展開される高度なワザに目を見張りました。場面転換が鮮やかで、衣裳も豪華で優雅。最初は呆気にとられて、ポカンと見とれてしまいました。
テントの中の円形劇場って独特の雰囲気がありますね。客席がぐるっと取り囲む舞台は、幻想的で美しく夢のような世界です。江戸川乱歩の作品に「パノラマ島綺譚」というのがありますけど、その中に出てくる耽美的な世界を思い出してしまいました。
客層はちびっこから年配の方まで多彩でしたが、客席との交流やコミカルな場面も多く、老若男女が楽しめます。東京ディズニーリゾートに常設劇場があるのもうなずけました(これまた全然、知りませんでしたが(^_^;)
☆シルク・ド・ソレイユ「コルテオ」公式サイト
http://www.corteo.jp/
5月5日まで、原宿・新ビックトップで開催中!
名古屋・大阪・福岡・仙台でも巡回公演されるそうです。
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