会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本2018年04月15日 11:55


フリーで働く!書影

〝フリーランスの生き残り〟をテーマにした本を出版します。
組織に所属せず、個人で仕事を請け負う「フリーランス」。少子高齢化の進行で労働人口が減る中、ワークライフバランスが実現しやすい働き方としても注目されています。

しかし、始めるのは簡単でも続けるのはむずかしい。クラウドソーシングの登場で、会社員の副業との境界もあいまいになりつつあります。10年20年と長いスパンで働いていくためには何が必要なのか。「リスク」「マネー管理」「ブランディング」「営業術」「人脈づくり」「シフト力」の6つの視点から48の項目をまとめました。

フリーで働く!オビ

執筆のきっかけは数年前にさかのぼります。ビジネス書の取材後、編集の方と書店に行き、「起業・フリーランス」コーナーを一緒に見ていた時、「立野井さん、フリー歴長いから何か書けるんじゃないですか?」と言われたのです。当時は「いやいや、私は成功事例じゃないから…」と苦笑していました。

しかし、その後、ノマドワーカー、クラウドソーシングのプチブームがあり、ワーカー登録のお誘いetc.が届くようになります。〝働き方改革〟の選択肢として、フリーランスというワークスタイルにも期待が集まりにつれ、違和感を覚えるようになりました。世間が考えるワーカー像と、実際のフリー生活にはギャップがあるんじゃないか…と。

組織に所属せず、自分の才覚と価値観で生きていくには、それなりの覚悟と戦略が必要です。開業当初にフォーカスする本が多い中、〝生き残り〟をテーマにしたいと考えたのはそのためです。企画書の仮タイトルは「20年生き残る!フリーランスの仕事術」でした。本書ではベテランの方3人のインタビューも掲載。20年というスパンの中でキャリアをどう築いてきたのか。具体的な事例をご紹介することに意味がある、と考えたからです。

背伸びすることなく、自然体で。しっかり実績を積みながら、したたかに。フリーランスとして生き残っていくノウハウが共有できればと思いました。興味を持っていただければ幸いです。

●会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本
著者:立野井一恵
オンライン書店:アマゾン楽天ブックスhonto
価格:1500円+税
発売:2018年2月

[内 容]
組織に所属せず、自分の才覚と価値観で生きていくーーそれがフリーランスです。苦労や苦境を乗り越えて、生き残っていくためにはなにが必要なのか。リスクや漠然とした不安の対処法、仕事の獲得法、進め方etc.、フリー歴20年以上のベテランが伝授!

[目 次]
はじめに 会社に雇われない、人を雇わない、フリーランスという生き方

Chapter1 フリーランスのリスク
      ~会社員時代には気づかないリスクを押さえよう
     ・会社員とフリーランスの違いをしっかり自覚しよう
     ・身近にロールモデルがいないフリーランスの落とし穴  
     ・プロジェクトが突然、打ち切りに! さあ、どうする? etc. 

Chapter2 フリーランスのマネー管理
      ~会社員時代には気づかないリスクを押さえよう
     ・売上げ=手取りではない。経費込みでの利益率を考える
     ・国民健康保険や国民年金、住民税の支払いは意外と大きい
     ・受注~納品~請求~入金が終わって初めて仕事が完結etc. 
【ベテランにインタビュー1】1子育てのために自営の道を選んだ、イクメンの先駆け 
Chapter3 フリーランスのブランディング
      ~選ばれる人になってコンスタントに受注する
     ・「自分が何屋なのか」を見える化しよう
     ・「守備範囲」と「強み」は実績をからめて伝える
     ・期待されているのは即戦力。依頼内容にあわせた実績をアピール etc. 

Chapter4 フリーランスの営業術
      ~廃業を避けるにはリピート発注と新規開拓が欠かせない
     ・「仕事をください」と言うことが営業ではない
     ・リスク回避のために3つ以上の収入源を確保する
     ・レギュラーの仕事だけでスケジュールを埋めない etc. 
【ベテランにインタビュー2】時代の先を見越して多彩な研修&講演活動を展開  

Chapter5 フリーランスの人脈づくり
      ~人間関係のタコツボ化を避け、ネットワークを広げる
     ・今日は誰とも話してない! 意外に孤独なフリーランス生活
     ・同業者やフリーランス同士の情報交換は役に立つ
     ・1回だけの交流会より継続的な人間関係を構築しよう etc. 

Chapter6 フリーランスのシフト力
      ~環境や年齢によって仕事のやり方を変えよう
     ・現状維持は、いずれジリ貧になると思ったほうがいい
     ・年を重ねるごとに年下の担当者との対応が増えてくる
     ・ライスワークを確保しながらライフワークも忘れない etc. 
【ベテランにインタビュー3】独立系FPの立場を活かし、顧客視点のマネー教育を

おわりに 自由と責任が同居するフリーランス。自分で決められるから楽しい

(2018.2.14記。トップに来るように日づけを調整しています)

フリーで働く!カバー袖

〈追記〉

☆同志社大学の太田肇先生からamazonにレビューをいただきました。(2018.2.16)


夕刊フジ書評
☆本日発売の「夕刊フジ」に「書評が掲載されました。(2018.2.19)

ビジネス選書WEB
☆ビジネス書を読みこなすビジネスパーソンの情報サイト「ビジネス選書WEB」の
 本日の選書(2/20付)に「会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本」
 が紹介されました。(2018.2.22)

フリーで働く!フライヤー
☆お友達がフライヤーをつくってくれました。感謝!こちらもご覧ください。(2018.2.24)

出版記念のお花
☆フラワーデザイナー、杉浦美穂さんがお祝いのお花を贈ってくださいました。オーストラリアプリザのバンクシア、パワーあります。ミモザのハーバリウムは私をイメージしてつくってくださったとか。とても素敵♡ ありがとう!(2018.3.5)

出版記念会1
☆元麻布の「Azabu House One」にて出版記念会を開催しました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!(2018.3.18)

ディーワン勉強会
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビューが15件になりました。〝リスク〟から入るのでキビシめに受け取られているようですが、フリーランスを続けていく心構えは伝わっている感じです。参考にしていただければ幸いです。(2018.3.30)

「ディーワン勉強会」で講師を務めました2018年03月19日 20:35


ディーワン勉強会

「全国デジタル・オープン・ネットワーク事業協同組合(略称:ディーワン)」の3月度勉強会で講師を務めさせていただきました。ディーワンは1997年に設立。インターネット・ビジネスに取り組む異業種の中小企業者が集まって、国内初、そして唯一の全国区域の事業協同組合です。

私自身はSOHO事業者のコミュニティ「日本SOHOセンター(略称:JSC)」の会員でしたが、2015年に合併、福利厚生事業が引き継がれたため、お世話になっています。

ディーワン勉強会2

会場はコワーキングスペースの先駆けとなった「ちよだプラットフォームスクウェア」。SOHO関連のイベントが多く、一時期はよくお邪魔した懐かしい場所です。

ディーワン勉強会3

勉強会のテーマは「働き方とフリーランスについて」。今回はフリーランスだけでなく、会社経営の方も参加されたので、「会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本」の出版のきっかけや企画意図のほか、フリーランスを取り巻く状況、受注者・発注者ともに知っておきたい法律etc.についてお話させていただきました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

ディーワン勉強会4

スライド作成にあたり、過去のデータetc.をあらためて見返しましたが、フリーランスでいる理由は「仕事をする場所、時間、内容が選べる」という点ですね。やらされ感がなく自己裁量で働けるのが大きな魅力です。上記データでも1番多いのが「仕事をする時間や場所に自由度がある」、2番目は「自分の好きな仕事ができる」となっています。

ディーワン勉強会5

しかし、継続的な仕事の獲得はフリーランスにとって永遠の課題。仕事さえ続けばフリー生活を続けたいという人は多いでしょう。では、どんなチャネルで仕事をゲットしているのでしょうか。

上記データで興味深いのは「紹介」が圧倒的に多いことです。1位「既存の顧客からの紹介」、2位「自分の営業活動・売り込み」、3位「友人・知人の紹介」、4位「同業の企業・経営者からの紹介」、5位「クラウドソーシングの利用」、6位「異業種の企業・経営者からの紹介」、7位「フリーランスの相互扶助団体からの紹介」です。上位7つのうち、5つが「紹介」なのには、ちょっと驚きました。

つまり、不特定多数にアピールするより、直接の知り合いや一緒に仕事をした方とのご縁を大切にして、受注につながるネットワークがシュリンクしないように留意していくのが一番手っ取りばやく、しかも確実なのではないか、と考えます。

若い頃は「人脈」や「ご縁」という言葉はなんだか古くさく、功利的な響きがあって好きではありませんでした。しかし、自分自身が資源のフリーランスだからこそ、ご縁をつないでいくことが大事。そんな当たり前の事実にあらためて気づかされました。

貴重な機会をいただいたことに感謝します。フリーランスへの応援はライフワークとしてやっていきたいと思っています。お話する場があればお気軽にお声がけください。

「会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本」出版記念会2018年03月18日 10:56


出版記念会1

あいにくの雨模様でしたが、たくさんの方にお祝いしていただき、楽しい時間がご一緒できたこと、幸せに感じています。ご来場くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました! 奇しくも「フリーランスのためのおしゃべりサロン(略称:FOS)」の70回目でもありました。

出版記念会2

会場は元麻布の高台に佇む高級感あふれる一軒家サロン、「Azabu House One」。インテリアも素敵でアットホームにくつろげる隠れ家的な空間です。

出版記念会3

ご挨拶させていただいたあと、担当編集の古川さんの発声でまずは乾杯! 

出版記念会4

勝賀瀬シェフによる見た目にも華やかなお料理の数々。セッティングも素敵です☆

出版記念会5

オープンキッチンのお部屋でシェフが調理してくださるビュッフェスタイル。色とりどりのサラダやオードブルほか暖かいお料理も提供され、お腹いっぱいになりました。

出版記念会7

お食事が一段落したあとはスピーチタイム。トップバッターはプロ翻訳者のコミュニティ「翻訳フォーラム」を共同主宰され、アップル創業者、スティーブ・ジョブズの伝記etc.を担当なさった翻訳者の井口耕二さんです。インタビューにご協力いただきました。

出版記念会8

全国各地で活躍されている売れっ子セミナー講師で、マスコミ駆け込みクラブ代表のクロイワ正一さん。会員になって、さまざまなご縁をいただきましたが、版元の明日香出版社様とのお仕事もこちらのクラブがきっかけでした。

出版記念会9

フリーランス女子会のメンバーや大学時代の友人にも一言ずついただきました。感謝!

出版記念会10

ファイナンシャルプランナーで“お金のメンタリスト”として活躍なさっている円流塾主宰の吹田朝子さん。今後の役に立つプチセミナーが好評でした。

出版記念会6

デザートはイチゴとチョコレートのムース。コーヒーと一緒にいただきました♡

出版記念会11

デザートの後はお楽しみ企画「フリーランス生き残りクイズ」。フリーランスが知っておきたい知識etc.を○×で答えていく勝ち抜き戦です。

出版記念会12

意外に難しかったようですが、3名の方が見事賞品をGETされました☆

出版記念会13

約30名の方にご参加いただきました。みなさんの笑顔が嬉しい(^_^)

出版記念会14

編集担当の明日香出版社の古川さん、セミナーをしてくださった朝子さん、司会の井上美和子さんと一緒に記念撮影。会場販売用に持参した本もなんと完売!しました。

出版記念会15

原稿を書いている時もたくさんの方にお世話になってきたんだ…としみじみ思いましたが、今回インタビューにご協力いただいた方にはほんとうに感謝しています。

個人の経験だけでなく、尊敬するベテランの方をご紹介したい気持ちはあったのですが、じつはお声がけするのには勇気が必要でした。多少の宣伝になるとはいえ、ご本人にはたいしたメリットがあるわけでもありません。しかも依頼したのは、ただでさえ忙しい師走になってからだったのです。でも、気持ちよくお引き受けいただいて、「立野井さんに頼まれたら断れない」と言われた時は、とても感動して胸が熱くなりました。どんな本になるか、わからないのに協力してくださる気持ちが嬉しくて…。私自身もなにかを頼まれた時、損得勘定だけでなく親身に協力できる人間でいたいと思いました。

記念会ではフリーランス女子会のメンバーにも、大変お世話になりました。会場の紹介や運営、司会、受付、会計、撮影etc.、みなさんのご協力で素敵な会が開催できたこと、あらためて感謝いたします。フリーランスにとって「縁」や「ネットワーク」は財産ですね。ありがとうございました。これからもどうぞヨロシクお願いいたします。

ダイヤモンド・セレクト別冊「最新版これで完ペキ!安心の介護」2017年10月09日 09:39


安心の介護1

橋中今日子さんの「がんばらない介護」のお手伝いをしたご縁で、「ダイヤモンド・セレクト別冊〜これで完ペキ!安心の介護のお仕事をさせていただきました。安藤優子さんのインタビューほか、Part1〜3の執筆を担当しています。和田秀樹先生の「働きながら、親をみる」とあわせ、介護関連のお仕事はこれで3冊目です。

安心の介護2

安藤さんは認知症の母様の介護を約10年経験。最後は施設でお世話になることを選択されました。その後、お母様は日本発祥の臨床美術というアートセラピーに出会い、絵画を通じておだかやな毎日に。個展を開かれるまでになったというお話は感動的でした。

安心の介護3

介護保険の仕組みも複雑ですが、介護施設や高齢者住宅、老人ホームなどは種類も多く、さらにわかりにくいと思います。いざという時はお世話になるかもと気になりつつ、なかなか情報収集する機会がないというのが現実ではないでしょうか。

安心の介護3

「安心の介護」では介護保険の仕組みや在宅で受けられるサービスから、高齢者施設の種類とその違いをわかりやすく整理。段階を踏んで理解できる構成になっています。

特養や老健などの公共型施設は、費用は抑えられるものの、入所条件etc.の制約があり、民間型の施設は、最近急増しているサ高住(高齢者向けのサービスが付いた賃貸住宅)、グループホーム、介護付き有料老人ホームetc.さまざまな種類があります。

安心の介護5

気になる料金システムの話にも触れています。親の介護だけでなく、自分の老後を考えた時、どんな選択肢があるかを知っておくことは大切だな…とあらためて感じました。

Part4では、首都圏・東海・近畿の有料老人ホーム1516施設のランキングを掲載。実家近くのランキングをまじまじ眺めてしまいますが、東京23区内はやっぱり費用がかかるなあ…というのが実感です。具体的な費用のめやすや選び方の基準も掲載。介護世代におすすめの1冊です。


●これで完ペキ!安心の介護 最新版 老人ホームランキング
オンライン書店:アマゾン楽天ブックスhonto
価格:907円+税
発売:2017年9月

[内 容]
ある日、突然やってくる「介護」。わかりにくい介護施設や老人ホーム・高齢者住宅についての情報がぎゅっと詰まった1冊です。首都圏・東海・近畿の有料老人ホームランキングを掲載。

[目 次]
巻頭言 ある日、突然やってくる「介護」

Special  Interview 安藤優子
  「家族だけの介護はきっと煮詰まる。
  第三者の支えがあってこそ、乗り切れるんです。」

Part 1 介護の基礎知識
  ある日突然やって来る「介護」。家族がまずやるべきことは?
  要介護認定が下りるまで約1カ月。「介護保険」の申請手続きを知る
  どんな支援が受けられるのか。介護保険のサービスを知っておく
  「要介護度」によって変わってくる、費用負担とサービスの利用限度額
  「訪問」「通い」「宿泊」を1施設で 。注目の「小規模多機能型居宅介護」

Part 2 介護施設の種類
  身体状況・予算別〜最適な施設選びのフローチャート
  主な高齢者施設・住宅  さまざまな'老人ホーム
  安価だが制約が多い 、「公共型介護施設」の中身を知る
  元気な時からの入居も可能。「民間型老人ホーム」の内容を知る
  介護費用は親の年金や貯金を充当。知っておきたい「介護のお金」
  在宅介護か・施設介護か?  悩めるあなたのためのQ&A

Part 3 老人ホーム・高齢者住宅の選び方
  実際にはどれくらいかかる?  有料老人ホームの料金システム
  後悔しない、納得できる、介護付き有料老人ホームの探し方
  悠々自適の老後を楽しむ、自立型有料老人ホームの探し方

Part 4 首都圏・東海・近畿 
    自治体別「有料老人ホームランキング1516施設」
  首都圏:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
  東 海:静岡県 愛知県
  近 畿:京都府 大阪府 兵庫県
  首都圏・東海・近畿 高得点有料老人ホーム一覧

特別広告企画 豊かなセカンドライフを実現する
       シニア向け住宅  厳選情報

がんばらない介護2017年03月31日 15:35


書影 がんばらない介護

介護する人のメンタルケアをテーマにした書籍「がんばらない介護」のお手伝いをさせていただきました。

いつか介護がやってくると思いつつ、当事者にならないうちは「まだ元気だし…」「縁起でもないから考えたくない」とついつい先延ばしにしがち。そして、いざ直面すると大変さに悩み、仕事や育児との両立に疲れ果ててしまう…。がんばりすぎた結果、介護うつや介護離職に至ることも少なくありません。さらに追い詰められて引き起こされるのが、虐待や介護心中などの痛ましい事件です。

著者の橋中今日子さんは、理学療法士として病院に勤務するかたわら、認知症のお祖母様、重度身体障害のお母様、知的障害の弟さんの3人をシングルで21年間介護してきた方。現在は、ご自身の経験をもとに、全国の市区町村や企業で「がんばらない介護」を伝え、介護離職を防止する研修やセミナーなど、多彩な活動を展開されています。

今回の本は、ご自身のブログ「介護に疲れた時に、心が軽くなるヒント」によせられた数多くの悩みから生まれました。介護する人に寄り添いたいとの橋中さんの思いから、具体的なエピソードを紹介し、悩みや質問に答えるかたちで展開しています。タイトルや見出しを話し言葉にして、ソフトな雰囲気にまとめました。複雑な介護保険の仕組みも「これさえ押さえればだいじょうぶ!」という実践的な内容になっています。

介護関連のお仕事は、和田秀樹先生の「働きながら、親をみる―自分の人生をあきらめない介護」以来、2冊目ですが、介護休業や時短勤務etc.の選択肢が増え、仕事と両立がしやすい環境が少しずつ整いつつあります。ただし、介護保険にしろ、介護休業にしろ、情報を知らなければ活用することもできません。まわりに介護する方がいらっしゃればぜひご一読ください。介護予備軍の方、介護中の方に役立つ情報満載です。

●がんばらない介護
著者:橋中今日子
発売:ダイヤモンド社(コチラで立ち読みできます)
オンライン書店:アマゾン楽天ブックスhonto
価格:1500円+税
発売:2017年3月

[内 容]
だいじょうぶ。もっとラクなやり方、ありますよーー。認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟を1人で21年間介護してきた、理学療法士だからわかる「介護の心を軽くする36のコツ」。介護のつらさや苦しさを1人で抱え込まず、周囲の人たちと負担をわかちあいながら「がんばらない介護」を実践するための情報を紹介。

[目 次]
第1章 「1人でがんばらなくていいんですよ」
     ―介護保険制度やサービスを使いこなす方法
    「どこに相談すればいいの?」
     →迷ったら“介護のよろず相談所”地域包括支援センターへ
    「制度が複雑でわからない…」
     →介護のことは自分で勉強せず、専門家に聞くのが早い etc.
〈教えて介護保険1〉一番下の「要支援1」でも介護サービスが受けられる

第2章 「仕事を辞める必要はないんですよ」
     ―介護と仕事を両立させる方法
    「介護の大変さ、わかってほしい」
     →1人で抱え込まず、愚痴や弱音を吐ける相手や場所をつくる
    「特別扱いはできないよ」
     →介護休暇をフル活用し、有給休暇は自分のために使う etc.
〈教えて介護保険2〉「要介護2」より「要介護3」のほうが使えるサービスの幅が広がる

第3章 「家族だからって辛抱しなくていいんですよ」
     ―家族間のトラブルを解決する方法
    「あの親の介護をなぜ私が?」
     →関係がよくない親なら、愛ある介護じゃなくていい
    「私1人に押しつけないで!」
     →きょうだいとは得意なことを分担、親戚はイイトコどりで etc.
〈教えて介護保険3〉「要介護」のランクがあがらないときは伝え方を変える

第4章 「息抜きの時間が一番大切なんですよ」
     ―“介護うつ”にならない方法
    「施設に行かせるのはかわいそう」
     →親がいやがるのは最初だけ。介護サービスはどんどん利用する
    「入浴や食事をゆっくりしたい!」
     →介護の場から完全に離れて、自分の時間をつくる etc.
〈教えて介護保険4〉 施設での介護が現実的になる「要介護4」

第5章 「自分の人生を優先していいんですよ」
    ―介護で人生をあきらめない方法
    「たびたび帰省する時間がない」
     →遠距離介護こそ、介護サービスをフル活用する
    「私だけ幸せになっていいの?」
     →介護を理由に、恋愛や結婚をあきらめてはいけない etc.
〈教えて介護保険5〉「要介護5」では、施設の活用のしかたがカギになる

〈追記〉
「がんばらない介護」の特集ページに掲載されている、落合恵子さんとの対談をまとめさせていただきました。落合さんのエッセイ「母に唄う子守唄ーわたしの介護日誌」「同 その後」は、介護の日々と同時進行で新聞連載されていたものです。つらく哀しく苦しい思いがおありだったでしょうに抑えた筆致で書かれていて感銘を受けました。

母に唄う子守唄.jpg