イングロリアス・バスターズ2009年11月26日 19:03

イングロリアス・バスターズ
三連休の最終日に「イングロリアス・バスターズ」を見てきました。
ハリウッド映画はあんまり見ないほうなのですけど、
ロミー・シュナイダーが出演した映画「追想」が
「イングロ〜」の元ネタの1つと知ってから、楽しみにしていました。

☆「イングロリアス・バスターズ」と「追想」(別ブログの記事です)
http://romy.officesasaki.net/?eid=17

家族を皆殺しにされ、1人生き残ったユダヤ女性の復讐劇と
アメリカ群の特殊部隊、
ナチ・バスターズの動きが集約されていくところが痛快で、
結構、長い映画(152分)なのに全然、飽きずに見られました。

登場人物がそれぞれフランス語とドイツ語と英語をしゃべっていて
ちゃんと○○人らしく見えるうえに、言語が伏線になって
虚々実々の駆け引きを展開していくところが、ジツに素晴らしい!
結末は史実に沿ってませんが、それ以外はかなり綿密に
第二次世界大戦中の雰囲気を出してるな〜と感心しました。

バスターズの親玉、レイン中尉を演じた
ブラッド・ピットもノリノリでいい味でしたが、
ナチ将校をいやらしく演じたクリストフ・ヴァルツがよかった。
お気に入りのダニエル・ブリュールを久々に見られたのも満足でした。
(ウカツにも出演しているのを知らなかったので)

「おもしろくなければ全額返金」キャンペーン中でしたが、
途中で出た人はいなかったんじゃないかな〜(^_^;) 
ご興味ある方は、関連ニュースがUPされている「シネマぴあ」もどうぞ。

☆シネマぴあ「イングロリアス・バスターズ」
http://www.pia.co.jp/cinemaw/detail/151038.jsp#photo

☆映画「イングロリアス・バスターズ」公式サイト
http://i-basterds.com/
監督/クエンティン・タランティーノ
出演/ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツほか
アメリカ/2009年/152分
2009年11月より、全国ロードショー開催中!

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_ soramove - 2009年12月18日 00:09

「イングロリアス・バスターズ」★★★★オススメ
ブラッド・ピット、ダイアン・クルーガー、ティル・シュヴァイガー、ダニエル・ブリュール出演
クエンティン・タランティーノ監督、152分 、公開日:2009年11月20日、2009年、アメリカ
(原題:INGLOURIOUS BASTERDS)




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「アルド中尉(ブラッド・ピット)率いる
ユダヤ系アメリカ人兵士の特殊部隊は、
バスターズ”と呼ばれ、各地でナチスを次々と始末していた。
これは架空のお話ながら、ナチを「悪」と描くことで
痛快なアクション映画になっている」


ほとんど事前の知識なしで鑑賞、
「キル・ビル」と似た作りだけど、
サスペンス色はこちらが上、
ただ最初からナチの兵隊の頭皮をナイフで
ギコギコと剥いでいくシーンにはビックリ、
バットで頭を殴るシーンなど
結構残虐なエグイシーンもあって
ブラピ大丈夫か?と気になった。

ナチの「ユダヤハンター」の異名をとる将校(クリストフ・ヴァルツ)と
ユダヤの隣人を匿っている農夫のやり取りなどは
ハラハラしてかなり良い出来、
作り込んだワンショットの積み重ねも
全体的には面白さを減らすようなことは無かった。

ただ凝った構図は、
自分たち素人が写真を撮るとき、
ちょっと普段とは違う写真を撮りたいときに
角度などにこだわった出来栄えの写真に似てなくもなく
そのあたりがこの映画を親しみやすくしている。

見ていて良いなと思うのは
観念的なものや胡散臭い道徳みたいなものを
あっさりと取っ払って、真に面白いものを作ろうと
子供みたいに自ら嬉々として作ってるのが
画面から伝わることだ。そこにブラッド・ピットが居れば
映画の格も上がるというもの。

同じようなネタでも作り手と演者で
映画は随分と違ったものになる、
トム・クルーズが「ワルキューレ」で演じた
ヒトラー暗殺計画はどこまでも真面目な作りで、
ドキドキ感はあったが、
フィクションとしての映画的な楽しさはあまりなかった、
トムの真面目さが裏目に出た気がしたが
その点ブラ...

_ Patsaks - 2009年12月24日 14:24

タランティーノにとってイングロリアス・バスターズは、パルプフィクションをしのぐ興行成績を残しそうな映画。
内容的にもタランティーノの作品の中では、パルプフィクションに次ぐ良作。

話の舞台は第2次世界大戦下、悪名高きナチスドイツによって占領されたフランス。
ユダヤ人の迫害を続けるナチスドイツ軍と、それに制裁を加えるべく結成されたアメリカ軍の特殊部隊「イングロリアス・バスターズ」の闘いを中心に、5つのチャプターに分けられたストーリーが展開していく。
そこにユダヤ・ハンターの異名をとるランダ大佐の追跡から、間一髪で逃げ切ったフランス系ユダヤ人ショシャナが絡んでくる。

この映画の中心となるバスターズの構成員は、ユダヤ系アメリカ人でなかなか癖がある。
中心人物のアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)は、アパッチの血も引いていて自慢のナイフで頭の皮を剥ぐのが趣味。
他にもバットで脳みそをぶちまける「ユダヤの熊」。ナチ将校13名を殺害したもとドイツ兵などが登場する。

ナチス側は、冷静沈着で頭が切れ、ユダヤ人を捜索させたら右に出るものはいない、ユダヤハンターことハンス・ランダSS(親衛隊)大佐(クリストフ・ヴァルツ)。
250人の連合軍兵士を殺した英雄フレデリック・ツォラーSS一等兵(ダニエル・ブリュール)。英雄である彼を題材にした映画が、本人主演で作られる。

イングロリアス・バスターズは、戦争映画といわれるが大規模な戦闘シーンはない。暴力描写はあるものの、ほとんどがナチスとバスターズ達の心理的ヒューマンドラマで、人種問題などきわどい所もあるが、出演者達のキャラクター付けにもみられるブラックな笑いが、あちらこちらにちりばめられている。

しかし、なんと言ってもこの映画の見所は、主演のブラピ扮する「バスターズ」のアルド・レイン中尉とクリストフ・ヴァルツ扮する「ユダヤ・ハンター」ハンス・ランダ大佐達の観るものを引きつける演技力だろう。
彼ら二人の醸し出すキャラクター達は素晴らしい。これだけでも観る価値はあるだろう。


それにしてもブラピは、オードリー春日ばりの姿勢の良さもさることながら、存在感がすごい。
イギリス軍の将軍役で登場するマイク・マイヤーズも出てくるだけで吹いてしまった。
また、サミュエル・L・ジャクソンとハーヴェイ・カイテルが声だけで出演している。

最後にクエンティン・タランティーノ黄色好きだな。



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