夕刊フジ連載「男の雑貨・店巡り」2017年05月21日 09:50


男の雑貨店巡り イケア

先月中旬(注:2015年11月)から「夕刊フジ」の土曜日発売号で「男の雑貨店巡り」というコーナーを担当しています。仕事帰りに、休日に、家族と一緒に。雑貨・家具・文房具・食品etc.ショッピングはもちろん、遊び場としても楽しいスポットをご紹介する内容です。

3回目に登場したのはIKEA書籍の取材以来、仕事でうかがったのは久しぶり。X'masモードの店内は華やかで、新商品もたくさん拝見して楽しい取材でした。ただ、盛りだくさん過ぎて、男性読者になにをご紹介しようか、迷いに迷ってしまいました。結局、選んだものは・・・機会があったら紙面をご覧くださいませ。

男の雑貨店巡り カルディコーヒーファーム

基本的に前後編の2回で1つのショップを取り上げ、1回目は「ヴィレッジヴァンガード」、2回目は「カルディコーヒーファーム」をご紹介しました。お店の方から直接、売れ筋商品やトレンドをお聞きできるのは興味深いですね。知っているつもりで見落としている意外なアイテムもあります。ヴィレッジでは日本野鳥の会のレインブーツ、忘年会・新年会の景品によさそうな笑える系のカレーに魅かれました。

男の雑貨店巡り  ヴィレッジヴァンガード

「カルディコーヒーファーム」は輸入食材だけでなく、日本の美味しいモノにも力を入れているそうで、男性にもファンが多いという、黒糖くるみをさっそく買ってしまいました(^_^;) 知られざるヒット商品、たくさんありますね。
新年からはこだわり系のアイテムもご紹介していくつもりです。どうぞお楽しみに☆                                 (2015.12.13)

〈ラインナップ紹介&追記〉
☆11/14発売号に「ヴィレッジヴァンガード前編」の記事が掲載されました。
☆11/21発売号に「ヴィレッジヴァンガード後編」の記事が掲載されました。
☆12/5発売号に「カルディコーヒーファーム前編」の記事が掲載されました。
☆12/5発売号に「カルディコーヒーファーム後編」の記事が掲載されました。
☆12/12発売号に「IKEA前編」の記事が掲載されました。
☆12/19発売号に「IKEA中編」の記事が掲載されました。(2015.12.20)
☆12/26発売号に「IKEA後編」の記事が掲載されました。(2015.12.27)
☆1/9発売号に「蔦屋家電 前編」の記事が掲載されました。(2016.1.11)
☆1/16発売号に「蔦屋家電 後編」の記事が掲載されました。(2016.1.17)
☆1/23発売号に「アクタス前編」の記事が掲載されました。(2016.1.24)
☆1/30発売号に「アクタス後編」の記事が掲載されました。(2016.1.31)

夕刊フジMoMA

☆2/6発売号に「MoMA DESIGN STORE前編」の記事が掲載されました。(2016.2.7)
☆2/13発売号に「MoMA DESIGN STORE後編」の記事が掲載されました。(2016.2.14)
☆2/20発売号に「土屋鞄製造所 前編」の記事が掲載されました。(2016.2.21)
☆2/27発売号に「土屋鞄製造所 後編」の記事が掲載されました。(2016.2.28)
☆3/5発売号に「D&DEPARTMENT 前編」の記事が掲載されました。(2016.3.6)
☆3/12発売号に「D&DEPARTMENT 後編」の記事が掲載されました。(2016.3.13)
☆3/19発売号に「中川政七商店 前編」の記事が掲載されました。(2016.3.20)
☆3/26発売号に「中川政七商店  後編」の記事が掲載されました。(2016.3.27)
☆4/2発売号に「日本橋木屋  前編」の記事が掲載されました。(2016.4.3)
☆4/9発売号に「日本橋木屋  後編」の記事が掲載されました。(2016.4.10)
☆4/16発売号に「印傳屋 上原勇七  前編」の記事が掲載されました。(2016.4.17)
☆4/23発売号に「印傳屋 上原勇七  後編」の記事が掲載されました。(2016.4.24)
☆4/30発売号に「2k540 前編」の記事が掲載されました。(2016.5.1)
☆5/7発売号に「2k540 後編」の記事が掲載されました。(2016.5.8)

夕刊フジ BEAMS

☆5/14発売号に「BEAMS 前編」の記事が掲載されました。(2016.5.15)
☆5/21発売号に「BEAMS 後編」の記事が掲載されました。(2016.5.22)
☆5/28発売号に「はせがわ酒店 前編」の記事が掲載されました。(2016.5.29)
☆6/4発売号に「はせがわ酒店 後編」の記事が掲載されました。(2016.6.5)
☆6/11発売号に「ダルトン 前編」の記事が掲載されました。(2016.6.12)
☆6/18発売号に「ダルトン 後編」の記事が掲載されました。(2016.6.19)
☆6/25発売号に「東急プラザ銀座 前編」の藤巻百貨店の記事が掲載されました。(2016.6.26)
☆7/1発売号に「東急プラザ銀座 後編」の記事が掲載されました。(2016.7.3)
☆7/8発売号に「デルフォニックス 前編」の記事が掲載されました。(2016.7.9)
☆7/16発売号に「デルフォニックス 後編」の記事が掲載されました。(2016.7.17)
☆7/23発売号に「モンベル 前編」の記事が掲載されました。(2016.7.24)
☆7/30発売号に「モンベル 後編」の記事が掲載されました。(2016.7.31)
☆8/6発売号に「能作 前編」の記事が掲載されました。(2016.8.7)
☆8/13発売号に「能作 後編」の記事が掲載されました。(2016.8.14)
☆8/20発売号に「日本百貨店 前編」の記事が掲載されました。(2016.8.21)
☆8/27発売号に「日本百貨店 後編」の記事が掲載されました。(2016.8.28)
☆9/3発売号に「匠大塚 前編」の記事が掲載されました。(2016.9.4)
☆9/10発売号に「匠大塚 後編」の記事が掲載されました。(2016.9.11)
☆9/17発売号に「成城石井 前編」の記事が掲載されました。(2016.9.18)
☆9/24発売号に「成城石井 後編」の記事が掲載されました。(2016.9.25)
☆10/1発売号に「ラカグ 前編」の記事が掲載されました。(2016.10.2)
☆10/8発売号に「ラカグ 後編」の記事が掲載されました。(2016.10.9)
☆10/15発売号に「モトベロ 前編」の記事が掲載されました。(2016.10.16)
☆10/22発売号に「モトベロ 後編」の記事が掲載されました。(2016.10.23)※連載50回目になりました。
☆10/29発売号に「パラブーツ 前編」の記事が掲載されました。(2016.10.30)
☆11/5発売号に「パラブーツ 後編」の記事が掲載されました。(2016.11.6)
☆11/12発売号に「福光屋 前編」の記事が掲載されました。(2016.11.13)
☆11/19発売号に「福光屋 後編」の記事が掲載されました。(2016.11.20)

夕刊フジ 鳩居堂
※おかげさまで連載スタートから1年が経ちました。

☆11/26発売号に「鳩居堂 前編」の記事が掲載されました。(2016.11.27)
☆12/03発売号に「鳩居堂 後編」の記事が掲載されました。(2016.12.4)
☆12/10発売号に「築地場外市場 前編 築地有次」の記事が掲載されました。(2016.12.11)
☆12/17発売号に「築地場外市場 中編 うりきり屋」の記事が掲載されました。(2016.12.18)
☆12/24発売号に「築地場外市場 後編 つきじ常陸屋」の記事が掲載されました。(2016.12.25)
☆1/7発売号に「タミヤプラモデルファクトリー 前編」の記事が掲載されました。(2017.1.8)※連載60回目になりました。
☆1/14発売号に「タミヤプラモデルファクトリー 後編」の記事が掲載されました。(2017.1.15)
☆1/21発売号に「サンクゼール 前編」の記事が掲載されました。(2017.1.22)
☆1/28発売号に「サンクゼール 後編」の記事が掲載されました。(2017.1.29)
☆2/4発売号に「かっぱ橋道具街 前編 銅源サイトウ」の記事が掲載されました。(2017.2.5)
☆2/11発売号に「かっぱ橋道具街 中編 ユニオン」の記事が掲載されました。(2017.2.12)
☆2/18発売号に「かっぱ橋道具街 後編 釜浅商店」の記事が掲載されました。(2017.2.19)
☆2/25発売号に「waltz 前編」の記事が掲載されました。(2017.2.26)
☆3/4発売号に「waltz 後編」の記事が掲載されました。(2017.3.5)
☆3/11発売号に「アメ横 前編 中田商店」の記事が掲載されました。(2017.3.12)
☆3/18発売号に「アメ横 中編 マルイ商店」の記事が掲載されました。(2017.3.19)※連載70回目になりました。
☆3/25発売号に「アメ横 後編 美都商事」の記事が掲載されました。(2017.3.26)
☆4/1発売号に「犬印鞄製作所 前編」の記事が掲載されました。(2017.4.2)
☆4/8発売号に「犬印鞄製作所 後編」の記事が掲載されました。(2017.4.9)
☆4/15発売号に「銀座長州屋 前編」の記事が掲載されました。(2017.4.16)
☆4/22発売号に「銀座長州屋 後編」の記事が掲載されました。(2017.4.23)
☆4/29発売号に「清香園 前編」の記事が掲載されました。(2017.4.30)
☆5/6発売号に「清香園 後編」の記事が掲載されました。(2017.5.7)
☆5/13発売号に「大熊商会」の記事が掲載されました。(2017.5.14)
☆5/20発売号に「キャップコレクターワン」の記事が掲載されました。(2017.5.21)

がんばらない介護2017年03月31日 15:35


書影 がんばらない介護

介護する人のメンタルケアをテーマにした書籍「がんばらない介護」のお手伝いをさせていただきました。

いつか介護がやってくると思いつつ、当事者にならないうちは「まだ元気だし…」「縁起でもないから考えたくない」とついつい先延ばしにしがち。そして、いざ直面すると大変さに悩み、仕事や育児との両立に疲れ果ててしまう…。がんばりすぎた結果、介護うつや介護離職に至ることも少なくありません。さらに追い詰められて引き起こされるのが、虐待や介護心中などの痛ましい事件です。

著者の橋中今日子さんは、理学療法士として病院に勤務するかたわら、認知症のお祖母様、重度身体障害のお母様、知的障害の弟さんの3人をシングルで21年間介護してきた方。現在は、ご自身の経験をもとに、全国の市区町村や企業で「がんばらない介護」を伝え、介護離職を防止する研修やセミナーなど、多彩な活動を展開されています。

今回の本は、ご自身のブログ「介護に疲れた時に、心が軽くなるヒント」によせられた数多くの悩みから生まれました。介護する人に寄り添いたいとの橋中さんの思いから、具体的なエピソードを紹介し、悩みや質問に答えるかたちで展開しています。タイトルや見出しを話し言葉にして、ソフトな雰囲気にまとめました。複雑な介護保険の仕組みも「これさえ押さえればだいじょうぶ!」という実践的な内容になっています。

介護関連のお仕事は、和田秀樹先生の「働きながら、親をみる―自分の人生をあきらめない介護」以来、2冊目ですが、介護休業や時短勤務etc.の選択肢が増え、仕事と両立がしやすい環境が少しずつ整いつつあります。ただし、介護保険にしろ、介護休業にしろ、情報を知らなければ活用することもできません。まわりに介護する方がいらっしゃればぜひご一読ください。介護予備軍の方、介護中の方に役立つ情報満載です。

●がんばらない介護
著者:橋中今日子
発売:ダイヤモンド社(コチラで立ち読みできます)
オンライン書店:アマゾン楽天ブックスhonto
価格:1500円+税
発売:2017年3月

[内 容]
だいじょうぶ。もっとラクなやり方、ありますよーー。認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟を1人で21年間介護してきた、理学療法士だからわかる「介護の心を軽くする36のコツ」。介護のつらさや苦しさを1人で抱え込まず、周囲の人たちと負担をわかちあいながら「がんばらない介護」を実践するための情報を紹介。

[目 次]
第1章 「1人でがんばらなくていいんですよ」
     ―介護保険制度やサービスを使いこなす方法
    「どこに相談すればいいの?」
     →迷ったら“介護のよろず相談所”地域包括支援センターへ
    「制度が複雑でわからない…」
     →介護のことは自分で勉強せず、専門家に聞くのが早い etc.
〈教えて介護保険1〉一番下の「要支援1」でも介護サービスが受けられる

第2章 「仕事を辞める必要はないんですよ」
     ―介護と仕事を両立させる方法
    「介護の大変さ、わかってほしい」
     →1人で抱え込まず、愚痴や弱音を吐ける相手や場所をつくる
    「特別扱いはできないよ」
     →介護休暇をフル活用し、有給休暇は自分のために使う etc.
〈教えて介護保険2〉「要介護2」より「要介護3」のほうが使えるサービスの幅が広がる

第3章 「家族だからって辛抱しなくていいんですよ」
     ―家族間のトラブルを解決する方法
    「あの親の介護をなぜ私が?」
     →関係がよくない親なら、愛ある介護じゃなくていい
    「私1人に押しつけないで!」
     →きょうだいとは得意なことを分担、親戚はイイトコどりで etc.
〈教えて介護保険3〉「要介護」のランクがあがらないときは伝え方を変える

第4章 「息抜きの時間が一番大切なんですよ」
     ―“介護うつ”にならない方法
    「施設に行かせるのはかわいそう」
     →親がいやがるのは最初だけ。介護サービスはどんどん利用する
    「入浴や食事をゆっくりしたい!」
     →介護の場から完全に離れて、自分の時間をつくる etc.
〈教えて介護保険4〉 施設での介護が現実的になる「要介護4」

第5章 「自分の人生を優先していいんですよ」
    ―介護で人生をあきらめない方法
    「たびたび帰省する時間がない」
     →遠距離介護こそ、介護サービスをフル活用する
    「私だけ幸せになっていいの?」
     →介護を理由に、恋愛や結婚をあきらめてはいけない etc.
〈教えて介護保険5〉「要介護5」では、施設の活用のしかたがカギになる

〈追記〉
「がんばらない介護」の特集ページに掲載されている、落合恵子さんとの対談をまとめさせていただきました。落合さんのエッセイ「母に唄う子守唄ーわたしの介護日誌」「同 その後」は、介護の日々と同時進行で新聞連載されていたものです。つらく哀しく苦しい思いがおありだったでしょうに抑えた筆致で書かれていて感銘を受けました。

母に唄う子守唄.jpg

三多摩商連「ぐるり街めぐりBOOK」2016年11月06日 09:33


ぐるり街めぐりBOOK表紙

三多摩商店連合会の「ぐるり街めぐりBOOK」が届きました。「三多摩商連 魅力いっぱいまちめぐりプロジェクト」のために制作されたもので、多摩地区にある6市(町田市、八王子市、立川市、武蔵野市、青梅市、府中市)の魅力を紹介するオリジナルのガイドブックです。今月から各市のイベント会場ほか、観光協会や行政機関で無料配布されています。A4版で80ページあり、読み応えがありますよ。

ぐるり街めぐりBOOKスタンプラリー

スタンプラリーの応募はがきが付いているのも見逃せません。集めたスタンプの数によって6市のキャラクターピンバッジや各市の名産品がゲットできます。なくなり次第、終了なので、お近くの方はゼヒ、以下のイベント会場に足を運んでみてくださいね!

ぐるり街めぐりBOOK配布場所
※クリックすると拡大します。

この夏、お友達のコピーライターさんのお声がけで始まり、知り合いのライター4人で担当。仲間同士でチームを組んだお仕事としても、よい記念になりました。共通ページのアレコレや関係各所との橋渡し、取りまとめをしてくれた彼女に感謝です!

ぐるり街めぐりBOOK青梅

ぐるり街めぐりBOOK立川

私は青梅市と立川市を担当させていただきました。昭和レトロな街並みで温泉も楽しめる青梅。アニメやマンガの聖地としても注目される立川。どちらも魅力的です。他の市も、知っているようで案外知らないエリアですが、見どころがたくさんありますね。ページをめくるごとに「へぇ〜」の連続でした。そのうち、このガイドブックを片手にジックリめぐってみたいですp(^_^)q

暮らしのデザイン 16秋冬号2016年10月02日 09:12


暮らしのデザイン16秋表紙

10月になりました。今年もあと3カ月だなんてほんとうに早いですね。
気温のアップダウンが大きいものの、ようやく秋らしい気候になってきました。

以前よりかかわらせていただいている、家具・インテリアの通販カタログ「暮らしのデザイン2016秋冬号」。今号からプラスグループに移籍、大幅にリューアルされました。楽天のストアに続き、自社サイトもオープンしています。

暮らしのデザイン16秋ソファー

巻頭特集は「なごむ、食べる、眠るが快適になる〈12の新しい暮らし方〉」。今シーズン、いち押しのソファーやテーブル、収納家具などのアイテムを中心に、新しい空間の活用方法やライフスタイルを提案しています。

暮らしのデザイン16秋巻頭テーブル

最近は、空間を仕切らないオープンスタイルの住まいが増えてきました。キッチンを完全にオープンにしたり、LDK全体を1つの空間としてひろびろと演出するのがトレンド。リビング学習を好む子どもたちも増えています。プライバシーより家族とのコミュニケーション、空間のゆとりや広がりを大事に思う人たちが増えているのでしょう。

暮らしのデザイン16秋オープンスタイル

日本製家具のコーナーでは、飛騨高山、北海道・旭川、宮城・都城、福岡・大川など、日本を代表する生産地の家具をラインナップ。天然木の特性を知り尽くした職人による丁寧な仕上げの家具はつくりもしっかり。使い込むほどに味わいが深まります。

暮らしのデザイン16秋日本製

今回は、巻頭特集やオープンスタイル提案、日本製家具のコピーをはじめ、コピーディレクションを担当させていただきました。アマゾンをほか全国の書店・コンビニetcで発売中です。ご興味ある方はゼヒご覧くださいませ。

清掃はやさしさ―世界一清潔な空港を支える職人の生き様2016年07月06日 15:50


清掃はやさしさ

日本の空の玄関口、羽田空港。エントランスに次のような言葉を刻んだモニュメントがあるのをご存じでしょうか。「訪れる人に安らぎを、去りゆく人にしあわせを」。そして、この言葉を理念に、空港で働く人たちがいます。

新津春子さん。編集協力させていただいた「清掃はやさしさ」の著者です。新津さんは中国で生まれ、中国人として成長。ところが小学生の頃、お父様が中国残留日本人孤児だとわかり、「リーベングイズ(日本鬼子)!」といじめられる日々が始まります。

お父様は日本で暮らす道を選び、一家5人で来日。頼れる親戚もなく、言葉も不自由な中、生きるための仕事を探し続け、たどりついたのが「清掃」でした。しかし、今度は「中国人のくせに!」といじめられる…。なんと理不尽なことでしょう! 戦争の傷跡の深さ、祖国でない国で暮らす大変さ。胸が痛くなると同時に、恵まれない環境の中、家族が力をあわせて生き抜く強さに感動しました。

その後、新津さんは清掃のプロをめざし、「ビルクリーニング技能士」の資格を取得。清掃の技を競う競技会では、最年少で優勝。日本一の栄誉に輝きます。昨年、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」254「清掃のプロスペシャル」266「心を込めて、当たり前の日常を」)にも登場し,彼女の生き方や清掃へのこだわりは大きな反響を呼びました。

平和な環境で生まれ育った人間には、想像もつかない波乱万丈の人生。でも、あきらめずに進んでいけば、自分らしく生きる道がきっと見つかる。清掃という仕事に真摯に取り組み、自分の居場所を見つけた新津さんの姿には学ぶところがたくさんあります。

羽田空港は2013年・2014年に続き、2016年に再び清潔な空港世界一に輝きました。その栄光に新津さんの存在があることも、多くの人に知っていただければと思います。


●清掃はやさしさ―世界一清潔な空港を支える職人の生き様
著者:新津春子
発売:ポプラ社
オンライン書店:アマゾン 楽天ブックスhonto
価格:1400円+税
発売:2016年3月

[内 容]
「2年連続世界一清潔な空港」に選ばれた羽田空港。きれいな空港を支える清掃スタッフには、波乱万丈の人生を送ってきた1人の女性がいたーーー。中国残留日本人孤児二世として生まれ、中国でも日本でもいじめられた女の子が、苦難を乗り越え、日本一の清掃職人になるまでを描く。

[目 次]
序 章 空港は私の居場所
    空港はおもてなしの場
    「清掃」と「掃除」の違い
    やさしい気持ちがよい清掃につながる etc.
第1章 中国から日本へ ―「私ってなに?と問い続けた」
    「リーベングイズ」の写真
    突然のいじめと苦悩
    夢の国にっぽん etc.     
第2章 運命の決断 ―「できるのは清掃だけだった」
    日本人「田中春子」として生きる
    誰もやりたがらないからこそチャンスがある
    運命を変えた1枚のポスター etc.
第3章 私の道 ―「私の道、ついに見つけた!」
    「正しい清掃」を知る
    鈴木先生との出会い
    新しい職場は羽田空港 etc.
第4章 清掃のプロへの一歩 ―「ビルクリーニング技能士になる」
    空港清掃の難しさ
    最初のハードル
    「一番でなくてはダメ」 etc.
第5章 日本一の称号 ―「これで少しは恩返しができた!」
    自分を初めて振り返る
    道具にも汚れにもやさしく
    かたちから笑顔を etc.
第6章 恩人の死 ―「常務、どうして死んじゃったの?」
    イチ清掃員から教える立場に
    1つでも覚えてくれたらうれしい
    信頼する仲間の死 etc.
第7章 2年連続世界一清潔な空港 ―「空港をきれいにする。それが私の使命」
    お客さま満足を考えながら仕事を
    空港は私たちのステージ
    「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演
 etc.

〈追記〉
先月17日に新津さんがTBSの「金スマ」に出演されました。番組まるごと新津さんの特集だったこともあり、反響が大きく4刷決定!オビも金色に変わり、輝いております☆

「清掃はやさしさ」4刷