兼続列車、高岡開町祭りと日本海 ― 2009年08月25日 18:56
上越新幹線から在来線に乗り換えるため、越後湯沢で降りると0番ホームには妻夫木クンのりりしい姿が。NHK大河ドラマ「天地人」にちなんだラッピングトレインが待っていました。さすが地元。力が入っています(^_^)
高岡駅では去年から宣伝していた「開町まつり」のキャラクター、利長くんがあちこちでお出迎え。わがふるさと高岡は、前田利家の息子、利長が開町してから400年を迎えます(といっても知らない方がほとんどなので、よろしければ以下の過去記事をどうぞ)。
☆万葉集と大仏と前田利長
http://officesasaki.asablo.jp/blog/2008/09/19/3774791
来月のおまつりでは、利長に俳優の勝野洋、織田信長の娘である妻の永姫に浅野ゆう子という意外に豪華なキャストで「前田利長公大行進」という祝賀パレードが行われるとか。2500人の大名行列、ちょっと見てみたい。一応、加賀百万石の殿様ですもの〜伯父が生きていたらいろいろ話してくれたんだろうなと思いつつ、お墓まいりや法要などの行事をすませ、最後は氷見の海鮮民宿でキトキト(富山弁でイキのよさを表す言葉です)のお魚をたくさんいただきました。ああ、やっぱり日本海の海の幸は絶品です♪
現在の地方都市にありがちですが、昔は一番の繁華街だった駅前商店街はさびれ、客足は郊外型のショッピングセンターにシフトしているようです。法要に集う親戚一同も確実に代替わりして、月日の流れをあらためて感じました。
でも、緑豊かなお堀端は美しく、駅周辺にはなつかしい建物が残り、子どもの頃、遊園地のようだった百貨店は今も健在です。そして、なんといっても立山連峰と日本海! 雄大な自然は昔のまま。車窓から名残を惜しみつつ、ふるさとは変わっていくもの、変わらないものを教えてくれる存在でもあるんだなとしみじみ思いました。
写真左上:直江津行きのほくほく線です。越後の風景写真も使われた凝った車体。
写真右上:海鮮民宿の外に広がる日本海。お天気がよかったので空と海と水平線が本当にキレイでした。
写真左下:戦国時代の武将なのにゆるい感じのキャラクター、利長くん。
写真右下:駅周辺では看板、ポスター類はもちろん、利長くんグッズが増殖中。
☆高岡開町記念事業公式ホームページ
http://www.takaoka400th.com/
ささやかに宣伝させてください。コンテンツも思いのほか充実しています(^_^;)
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