校友音楽祭の練習22009年10月05日 18:31

昨日は、今月中旬に本番を控えた校友音楽祭の練習でした。学生時代は4年間、混声合唱のサークルにいたのですが、6月から同期の仲間と一緒に卒業以来?年ぶりに歌っています。

☆校友音楽祭の練習(本ブログの過去記事です)
http://officesasaki.asablo.jp/blog/2009/06/15/4366714

先月末から、ご指導いただいていたY先生の練習が始まりました。お年とはいえ(78歳!)まだまだ現役。指揮のひとふりで音の固まりが一気に“音楽”に変わる感動をひさびさに味わいました♪ やっぱりさすが! 楽譜というレシピがあって、材料(私たち)もそれなりでしかないんだけど、お料理する人のアレンジで仕上がりは全然、違ってしまう。練習指揮の後輩クンもがんばっていたのに、今まで何を練習してきたんだろ〜と愕然とするほどでした。あの集中力とスピード感! 学生時代はあんな緊張感の中で毎週、歌ってたのね・・・いやはや、若かった。それになんて贅沢だったことでしょう!

2回目の練習でも、短時間でよりマシにしていく、手際のあざやかさが見事でした。所詮アマチュアなので、テクニックはモチロン、練習時間もまったく足りてないのですが、「ここで切りましょう」「子音を4拍目で収めて」etc.的確かつ思い切りのいい指示で、曲がみるみるうちに輝きを増し、ドラマチックに変わっていきます。方向性が明確だからとても歌いやすいし、充実感もひときわ。早口言葉がつらいメンデルスゾーンの曲も、だいぶドイツ語っぽく聞こえるようになりました(^_^;) 

でも、そういうアレコレが実感できるのは、この年齢になったからかも。Y先生ご自身も昔は冗談の似合わない(?)芸術家肌の方でしたが、今やかなりくだけて、苦笑しつつも(テナーは少ないし、崩壊箇所も点在(>_<)、OBOGにとって“いい思い出”になるよう、つきあってくださってますもの。ホントにありがたいことです。練習はあと1回。なつかしいキャンパスで楽しく歌ってきたいと思います。