ウォーレン・アーバクルのビジネスマッピング2008年04月24日 10:00

「マインドマップ」をご存じですか?
YES、NOは半々ぐらい? いや、NOのほうが多いでしょうか。

何を隠そう、σ(^_^)自身がまったく無知&未知だったのですが、受験マンガ「ドラゴン桜」で紹介されていた「メモリーツリー」は知っていました。箇条書きではなく、放射状に伸びた系統樹のようにノートを取る方法です。あれが、ジツは「マインドマップ」の変形(?)なのですね。フィンランドの学校などでは、ポピュラーらしいです。

というわけで、お手伝いした本のご紹介です。「マインドマップ」とは、脳と教育の専門家であるトニー・ブザンという人が開発した、独特の思考ツールです。

それをビジネスの現場で使うプログラムに特化させたのが「ビジネスマップ」。個人レベルだけではなく、チームや組織で活用する方法も含めて、実践的かつコンパクトに説明しているところが特徴です。(96ページの薄い本ですが、ビジュアル満載)

著者のウォーレンさんは、カナダ人の経営コンサルタント。「体験しないとマップのメリットは実感できない!」ということで、昨秋、編集部の人々ほか2チームで、2日間みっちりと模擬研修を受けました・・・すごくおもしろかったし、ミーティングなどに導入すると、確かにコミュニケーションが活性化するし、発想が広がると思いました。

大がかりな体験取材も初めてでしたが、外国の方とじっくり組んでお仕事させていただくのも初体験。なおかつ、本の発売と同時に、WEBが立ち上がり、DVDも、セミナーも、というマルチメディアな展開になっています。

「ウォーレン・アーバクルのビジネスマッピング」
発行:PHP研究所
本体:1300円
発売:2008年4月
内容: 企業現場でマッピングの手法を紹介してきたウォーレンさんが、描き方、使い方、問題解決法をわかりやすく教えてくれるオールカラー本。
[目 次]
●1章 ビジネスマッピングって何?
●2章 マップを描いてみよう
●3章 マップを使ってみよう
●4章 マップで問題解決しよう
●5章 企業の活用事例