特別上映会があったのです。
ああ、なんて美しい映像だったことでしょう!
ジャック・タチ脚本×シルヴァン・ショメ監督による
素晴らしいコラボレーション作品です。
哀愁をたたえながらもハートフルなストーリーもよかったのですが、
タチファンにとってはあちこちのシーンに、
モチーフがちりばめられていて感動してしまいます。
ショメ監督が最大限にタチの世界を再現し、
オマージュを捧げた力作ですね。
献辞を見た時に泣きそうになってしまいました。
アニメーションで、ここまでユロ氏(というよりタチ自身)の動き
を再現したことも驚きですが、
ジャック・タチの作品に流れるテイストを見事に取り入れながら、
ショメ監督自身のオリジナリティも存分に発揮。
彼に脚本を託した、タチの娘ソフィーさん(故人)はまさに慧眼でしたね。
35mmフィルムでの上映は滅多にないそうで、
その意味でも贅沢なひとときでした。
映画館のスクリーンでも絶対見たい!
見るたびに新しい発見と感動がある作品なのは間違いなしです(^_^)
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