IKEAのテーマは「サスティナビリティ」。環境意識の高まりとともに耳にする機会が増えた言葉ですが、「継続可能な」というのは深く多彩な意味を持ちますね。企業としての継続、環境を守るための継続、そして次世代へ受け継ぐための継続。幅広い取り組みが紹介されましたが、中でも子どもたちに対する支援が興味深かったですね。
たとえば、太陽電池式のワークランプが1つ売れるごとに、ユニセフにもランプを寄付し、途上国の子どもたちの学習に役立てるとか、
ソフトトイキャンペーンでも同様に、子ども支援のプログラムへの寄付がetc. こういう取り組みは、企業イメージの向上に役立つのはもちろんですが、働いている人のモチベーションアップにも大いに役だっていると思うんですね。
利潤を追求するだけではなく、プラスαの社会貢献ができること。それが仕事へのやりがいや、職場に対するロイヤリティにもつながり、好循環を生み出す。IKEAは創業者のイングヴァル・カンプラード氏が一代で築き上げ、世界企業に躍進した企業ですが、成長の原動力にはこういう活動も関係しているのだろうと感じました。
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