揚子江菜館@神保町2009年10月23日 11:42

揚子江菜館@神保町
桂川さんのブックデザイン展に出向き、神保町界隈をひさびさに歩きました。

☆高麗隆彦と桂川潤のブックデザイン(本ブログの過去記事です)
http://officesasaki.asablo.jp/blog/2009/10/15/4633500

すずらん通り、なつかしい! 腹ごしらえができそうなお店を探していたら、なんとなく惹かれる店構えの中華料理店が。ダンナ曰く「ここ、冷やし中華発祥の店だよ」。それではちょっと時季はずれだけど、と入ってみました。

揚子江菜館は、明治39年創業の上海料理の老舗。神保町は昔、中国の方が多く居住し、横浜の中華街よりにぎわっていた時代もあったとか。それから100年も続いているなんてスゴイですね。店内も食堂というよりレストランっぽい造りで落ち着けます。

冷やし中華の盛りつけは、日本の富士山をイメージしたもので、多彩な具材は四季を表現しているとか。へぇ〜、知らなかった! 名物料理なので1年中食べられます。今回は担担冷麺と炒飯をいただきましたが、細めな麺も独特なコシがあり、かかっているスープがスパイシーでおいしかった。ボリュームもあり、専門店らしいきちんとした“料理”になっているのはさすがですね。次回はゼヒ、元祖冷やし中華にトライしようと思います。

写真:今回はパンフで代用(^_^;) 京劇メイクのマークはインパクトありますね。

☆揚子江菜館(ようすこうさいかん)
(お店サイト)http://www.yosuko.com/
(グルメぴあ)http://g.pia.co.jp/shop/911

磯ちどり、磯すずめ2009年08月27日 18:27

磯ちどり
8月に帰省したのは久々だったので、夏限定の和菓子「磯ちどり」を買って帰りました。本物のはまぐりの殻に、寒天とお砂糖を煮詰めた錦玉(きんぎょく)を流し込み、アクセントに2粒の小豆を入れたもの。なかなか風流でしょ? 別のお店の「磯すずめ」も同様のお菓子で、高岡名物です。

竹カゴやすだれ箱に入ったものもあり、お土産にすると珍しがられます。外側からはお菓子に見えないので、意外性もあるんでしょうね。冷たくひやして、片方の貝ですくって食べるのが正しい(?)賞味方法です。

富山には蜃気楼で有名な魚津(うおづ・女優の室井滋の出身地)という港町があります。蜃気楼の「蜃」は大きいはまぐりの意。昔は大はまぐりの吐く気によって蜃気楼が出現すると考えられていて、それにちなむとか(説明書きより。今回、初めて知りました(^_^;) 

1つ1つ手作業で、手間がかかると思われますが、100年以上、続いているらしいです。貝に詰めれば日持ちもする。昔の人の知恵ですね。京都には琥珀羹を詰めたお菓子があるそうなので、上方の流れを汲んでいるんじゃないかな。加賀藩の町なので、食文化は意外と関西風だったりします。

☆磯すずめ/不破福寿堂(ふわふくじゅどう)
http://www.kanokomochi.co.jp/event/index.html
☆磯ちどり/志乃原(しのはら)
http://www.takaoka-town.com/review/ta013299
どちらも老舗の和菓子店です。志乃原は会社サイトがないのが残念・・・・・

老辺餃子舘@新宿2009年08月08日 15:55

老辺餃子舘@新宿
木曜日は、暑気払いの会で新宿へ。以前、一緒にお仕事させていただいた先生と編集のT&Tさんコンビの4人で餃子を食べに行きました。モチロン、打ち合わせを兼ねてです(^_^;) 
この季節に生ビールと餃子。サイコーですね(笑)。まず、ビールグラスが巨大でビックリ。男性には重量感のある優勝カップ型、女性には背の高いタワー型で出てきました。

このお店の餃子は、老辺餃子(ろうべんぎょうざ)と呼ばれるもので、ニンニクが入っていません。清朝中期に考案され、皇帝が絶賛したレシピでつくられているとか。すでに味がついているので、タレをつけず、そのままいただくのが特徴です。へえ〜と思いながら食べてみると美味しい! もっちりした皮に素材から出たうまみが閉じ込められていてジューシー。しかも1個が大きめなので、とても食べごたえがありました。

羽根がついて全部が丸いケーキのようにつながった焼き餃子、スープごといただく水餃子、多彩な具材が楽しめる蒸し餃子、親指サイズのおつまみ用揚げ餃子(スパイシーです)、どれもイケました。ラー油やお醤油をつけないから重くなく、案外あっさりしています。

前菜や炒め物、ご飯物もちょこっといただいたら、お腹がいっぱいになってしまいました。シェアしながら気軽に食べられるので、お話も弾み、楽しいひとときでした・・・って、これからが本番なんですけど(^_^;) 

仕事関係の人と飲み食いするのは気を使うし・・・という人もいるけど、おたがいのキャラクターや考え方に触れておくのは大事ですよね。そういう「のりしろ」があるほうが、チームワークがよくなって、進行がスムーズな気がします。最近は仕事の連絡も電話が激減して、メールが中心になってしまいました。そんな時代だからこそ、実際に顔をあわせて、いろいろ話せるリアルなコミュニケーションが貴重に感じられるのです。

☆中国名店・秘伝の味 老辺餃子舘
http://r.gnavi.co.jp/rouben1/

宮川食鳥鶏卵2009年06月23日 18:41

宮川食鳥鶏卵
先週、東銀座方面に出かけた帰り、前から気になっていた鶏肉屋さんに寄りました。銅板葺きの看板建築の店構えが、いかにも老舗専門店ならではの風格。でも、ナマモノだけに直帰できる時じゃないとねだし、入口が結構、素っ気ないので一見客は気後れもしてしまい・・・(^_^;)  意外と機会がなかったのです。

しかし、意を決して入ったかいがありました! 気っぷのいいオヤジさんにモモ肉やキモ、皮を少しずつ切ってもらいましたが、その晩に食べた鶏すきは絶品。残りを親子丼にして翌日もたっぷり楽しみました。美味しかった〜(^_^)

調べてみたら明治35年創業。鶏肉は冷凍ではなく、なんと氷詰めで運ばれてくるんだそうです。すごく新鮮なのも納得。そのうえ、丁寧に下処理がされていて、竹皮に包まれた鶏肉は、とてもきれいでホレボレ。レバーやハツもそのまま調理できるほどですもの。まさにプロの仕事です! 

注文する時、「どんなふうにしとく?」と聞かれて一瞬、身構えてしまったのが情けない・・・(>_<) 確かに昔はそ〜ゆ〜買い物の仕方でしたよね。お魚だって、お刺身にしてとか、フライにするから3枚におろしてとか、食材の加工もお願いしちゃうのが当たり前。その感覚をすっかり忘れ去っていました・・・

最近は、パックしてあるものをカゴに入れるだけだから、お店の人とのコミュニケーションもなく・・・懐かしさと同時に軽いショックを受けました。いやいや、素晴らしいですよ>宮川食鳥鶏卵(すごい店名ですが)。お値段的にも高くないので、近くに行ったらまたゼヒ寄ろうと思います。

☆宮川食鳥鶏卵
http://nttbj.itp.ne.jp/0335410177/index.html
自家製つくねetc.をセットした折詰もあり、場所柄、歌舞伎役者のみなさまのお使い物にも利用されているそうです。

キンミヤ焼酎&ホッピー2009年06月12日 18:04

キンミヤ焼酎&ホッピー
今週で長丁場のお仕事が一段落し、ブログにようやく復活です(^_^)
関東地方も梅雨入りしましたね〜。蒸し暑さを吹き飛ばすのにはやっぱりビール!・・・は基本ですが、ジツはホッピーも好きだったりします。チューハイでもなく、ビールでもない独特の味わいがまた、なかなか(^_^;) 

最近、近所のお店でホッピーと好相性!という焼酎を見つけました。その名もキンミヤ焼酎。レトロな雰囲気のラベルもきれいで、さっそく購入。うんうん。確かにさっぱりとまろやかで、ホッピーの味が引き立つ感じです。焼酎の味が強いとちょっとエグイ感じになるんだけど、これならグイグイ呑めます(←おいおい(^_^;) 

調べてみたら、三重県は四日市の焼酎。東京の下町を中心に大人気で、関東では梅シロップと炭酸で割るのがポピュラーだとか。全然、知らなかった・・・今度やってみよう! ホッピーの大衆的なたたずまいに比べると妙に上品ですが、キンミヤ焼酎&ホッピー、イケますよ〜(^_^)V

☆キンミヤ焼酎
http://www.miyanoyuki.co.jp/shochu.html
ごぼう焼酎って??? 興味をそそられます。

☆ホッピー酒造/ホッピーって?
http://www.hoppy-happy.com/whatshoppy/index.html
東京生まれのお酒なんですよね。我が家にはなぜか専用ジョッキもあるのでした。