暮らしのデザイン 2015秋号2015年09月24日 08:11


暮らしのデザイン15秋表紙

シルバーウイークはお天気に恵まれた心地よい連休でした。彼岸花もあちこちに咲き、秋の足音を感じます。お部屋もそろそろ夏仕様とサヨナラしたい季節ですね。さて、家具・インテリアの通販カタログ「暮らしのデザイン2015秋号」では、秋冬のお部屋づくりにふさわしいアイテムをたくさんご紹介しています。

暮らしのデザイン15秋巻頭扉

今回のカタログのテーマは「家具選びと配置でできる住まいのリノベーション」。施工を伴うリノベはなかなかできないけれど、家具やスペース配分を変えて住まいをブラッシュアップしませんか、というご提案です。たとえば、ソファーを背もたれの低いタイプに変えれば視界が広がり、空間が広く感じますよね。

暮らしのデザイン15秋巻頭キッチン

最近、人気のオープンキッチンは、会話が弾み、コミュニケーションが取りやすい反面、キッチン側が丸見えになり、ごちゃつき感が気になるもの。しまったものをほどよく隠す収納なら見た目がすっきり。さらに、開閉に場所を取らない引き戸タイプを選べば、家族でキッチンに立っても動線に余裕ができます。

暮らしのデザイン15秋飛騨の家具

完成品でお届けする日本製家具のコーナーでは、飛騨の匠の技を受け継ぐこだわりのチェアや無垢材だけを使ったテレビボードなど、愛着を持って長く使える上質な家具をご紹介しています。使い込むほどに味わいが増す家具を置けば、空間が素敵に変わります。

暮らしのデザイン15秋日本製TVボード

また、今回の特徴は、ダイニングチェアやソファーのバリエーションが充実していること。同じ商品でもサイズや張り地、フレームの素材、肘掛けや肘板の有無が選べます。LDKの印象を左右するソファーがセミオーダーで購入できるのは嬉しいですね。先日、報道されたように、組み立て家具中心のニッセン本体は、家具ジャンルから撤退しましたが、完成品中心の暮らしのデザインチームはガンバっています!

暮らしのデザイン15秋日本製ソファ

春号に引き続き、巻頭特集や日本製家具のコピーほか、コピーディレクションも担当させていただきました。全国の書店・コンビニetcで発売中です。ご興味ある方はゼヒご覧くださいませ。

NHO NEW WAVE vol.212015年09月25日 09:15


NHO21

医療系情報誌「NHO NEW WAVE」が、今月発行分で21号になりました。パイロット版の1号を経て、本格始動した2号から関わっているので、20号分担当(当初は隔月刊、現在は季刊)させていただいたことになります。写真ではわかりにくいですが、タブロイド判のワイドサイズです。

NHO11_20

まったくのシロウトですが、2011年から5年関わらせていただいて感じるのは、医療の世界にも「トレンド」があるのだなということです。もちろん、治療や医薬に関しては日々研究が重ねられ、新しい方法がどんどん出てくるのですが、社会動向にも大きく影響を受けます。「少子化」もそうですが、今後一番大きな問題になってくるのが「高齢化」です。

これまでは基本的に臓器別の診療科ごとに進歩してきたのですが、高齢な患者さんが増えると、1つの疾患を治せばいいというわけにはいかなくなってきます。たとえば、肺炎が治ったと思ったら足腰が弱ってリハビリが必要だったり、複数の疾患をお持ちだったりというケースも多く、診断や治療方法がより複雑になってきます。団塊の世代が後期高齢者入りする2025年までにあと10年。さまざまな取り組みがされているようです。

NHO18_19

その1つが2017年より19番目の基本領域として加わる「総合診療専門医」です。まだ、定義が固まってはいませんが、臓器別でなく患者さんの全体を診て包括的な医療にあたるお医者さんという感じのようです。また、内科全般の疾患を見る「総合内科医」も注目を集めています。当然のことですが、社会構造の変化と医療の問題がリンクしていることがあらためてわかり、とても勉強になっています。

病院紹介のコーナーを担当してくださっているライターのYさん、テープ起こしのBさんたちにも感謝♪ よい仲間に恵まれ、チームワークで乗り切ってこられたことも、ほんとうに有り難いと思っています。