すでに先々月になってしまいました(汗)。風薫る5月の土曜日、「フリーランスのためのおしゃべりサロン(略称:FOS)では「銀座路地裏散歩」を開催しました。今回の幹事は
おさんぽライターの森田奈央さん。経験豊富な彼女の絶妙なガイドのおかげで、新鮮な角度から銀座を堪能することができました(^_^)v
銀座三越のライオン前で集合し、まずは取り壊しが決定した三原橋地下街方面へ。
銀座シネパトス、昔の邦画やレアな作品を上映してくれる名画座でしたよね。小さな商店街があって通り抜けできる構造も面白かったのに…残念です。
その近くの三原小路。再開発が進むエリアの路地は道幅も広く、きれいに整備されています。新旧の対比が印象的でした。
人気のあなご屋さんにも今度行ってみたいなあ。
町内会でお世話されている
あづま稲荷神社。戦後の混乱で一時消失しましたが、その後復活してから近隣の火事がピタッと収まったとか。街の歴史を感じさせます。
エアコンの室外機がまるでオブジェのよう。現代美術のような不思議な光景です。
で、この看板に全員が興味を惹かれましたが、残念ながら営業していませんでした…。
普段はまったく気づきませんが、ビルの2階部分が路地の天井になっている(つまり1階より2階が出っぱっている)建物があちちこちにあります。地価が高い銀座なのに通り抜けできるよう、ちゃんと路地を残す形で建て替えられているんですね。
銀座の
おしゃれ系ドトールが路地の穴場スポットだったとはっ。店内の様子を横目で見ながら夜間も通行できる「秘密の扉」がありました。機会があれば要チェックですよ。
昼なお暗い本格派(?)の路地。お寿司の名店として知られる
「銀座久兵衛」の裏手です。立派なステンレス製のゴミ箱の向こうに見える人影が板さんたち。人とすれ違う時は「こんにちは」とご挨拶して通らせていただくのが礼儀だそうです。
見過ごしてしまいそうな標識の奥に
豊岩稲荷神社がありました。小さいながら、きちんと手入れが行き届き、近隣の人たちが日々お詣りしている雰囲気が伝わってきます。
金春小路近くにある
金春湯。以前は芸者さんたちの姿も見られたそうです。
路地裏にひっそりたたずむ果物屋さん。豪華なカットフルーツの盛り合わせもオーダーできます。お店で出された時は・・・おいくらになっているのでしょうか(^_^;)
昔、朝日新聞社の社屋だった朝日ビルディング。石川啄木が校正係として勤務、「京橋の滝山町の新聞社 灯ともる頃のいそがしさかな」と詠んだ場所ですが、すでに取り壊しが決まっているそうです。銀座もどんどん変わっていきますね。
路地裏散歩のハイライトは有楽町〜新橋の高架下にある「内幸橋ガード」でした。左の壁面の上をJRが走っています。
初めて入ってみましたが、手前が駐車場、奥が商店街になってたんですねー。まさに昭和にタイムスリップしたような雰囲気。商店街は
「インターナショナルアーケード」と言って、東京オリンピックの時、外貨獲得のためにオープンしたんだそうです。2階は事務所が多いようで探偵事務所etc.があるとぴったりな感じ(^_^;)
ゴールは2丁目の路地裏にある
大衆割烹の三州屋さんへ。明るいうちから2階のお座敷になだれ込んで飲み会です♪ 音楽療法士のCさんがお仕事帰りに合流してくださって盛り上がりました。 コワイと聞いていたお店のオバチャンも思いのほか親切で料理もおいしかった! 名物の鶏豆腐、お刺身、煮魚、ミックスフライetc.どれもイケました。
初参加の編集&ライターのMさんがアストロダイスをお持ちだったので、仕事の方向性etc.を占っていただき、おしゃべりに夢中になっているうちに、はっと気づけば4時間が経過…(^_^;) 畳のお部屋での会は初めてでしたが、日本人にはくつろげますねー。ビバ、お座敷! メンバーのみなさんとの距離がぐぐっと近くなったひとときでした。
土曜日なのに、人通りの多いメインストリートとは違い、パワースポットを巡りながらゆったりお散歩が楽しめました。銀座はまさに路地でつながった街。ガイドしてもらわないと行けないルートで、とても満足しました。奈央さんにあらためて感謝!
☆「フリーランスのためのおしゃべりサロン」過去のレポート
〜2014年〜
〜2013年〜
〜2012年〜
〜2010年〜
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