「打たれ強い」チームのつくり方2010年04月08日 19:22

新年度も本格始動。初々しい新社会人のみなさんを街で見かける季節になりました。一方、チームリーダーになってとまどう方、成果のあがらないチームの立て直しに悩む方も多いのではないでしょうか。

チームがバラバラだ、指示を出しても空回りする、メンバーのやる気が感じられない、部下との距離感がつかめない・・・etc.。上から目線で号令をかけても、人の心はつかめません。また、長引く不況で職場がギスギスし、一致団結する雰囲気でないというケースも増えています。

チーム運営にメンタルトレーニングの手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。メントレというと個人でやるものというイメージがありますが、私たちの潜在意識は個人の枠を乗り越え、つながっているもの。リーダーがチームの核をつくり、共鳴→循環→一体化のサイクルを意識いけば、きっと突破口が見つかるはずです

著者の岡本正善先生は、王貞治監督率いる福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)に帯同し、2年連続日本一に貢献したメンタルトレーナー。当時のエピソードを盛り込みながら、強いチームづくりの秘訣を伝授します。

個人的に面白かったのが「エゴグラム」という性格分析法です。50の質問に答えて、人間の中に潜む5つの要素(父親・母親・大人・奔放な子ども・従順な子ども)のバランスをチェックするのですが、友人数人にやってもらったら、結構当たっているのでビックリ。自分自身を見つめ直すきっかけにもなると思います。編集・執筆協力させていただきました。書店で見かけたら手に取ってみてくださいね!

「打たれ強い」チームのつくり方
 〜職場をイキイキさせる“メンタルトレーニング”入門」

発行:PHP研究所
本体:1300円(税別)
発売:2010年3月
内容:王貞治監督率いるホークスを2年連続優勝へと導いた、あのメンタルトレーナーがあなたのチームを診断。「リズム呼吸法」「最高自分会議」「ストップ法」などなど、実践的な対処法を紹介。

[目 次]
●はじめに〜チーム運営に悩む、リーダーのみなさんへ
●第1章 なぜ、あなたのチームはバラバラなのか?
●第2章 エゴグラムでチームのメンタルを把握する
●第3章 部下のタイプ別コミュニケーション術
●第4章 チームのメンタルを共鳴させる「目標設定」
●第5章 「いいメンタル」を循環させて、チームを一体化
●第6章 できるリーダーになるためのメンタルトレーニング
●おわりに〜打たれ強いチームをつくるために

アクアシティお台場「ご当地麺祭り」2010年04月09日 15:10

アクアシティお台場「ご当地麺祭り」
昨日、お台場に出かけました。よく晴れた日にゆりかもめに乗るのは気持ちいいですね。ウォーターフロントならではの開放感が爽快で、プチリゾート気分に浸れます(^_^)

今回の目的は、アクアシティお台場に、先月オープンした「ご当地麺祭り」。ネーミング通り、ご当地自慢の麺料理の数々が味わえるフードテーマパークの見学でした。現在はご当地物販処、ドリンクバーほか、下記の8店舗が、味の競演を繰り広げています。

●北海道・札幌/札幌ラーメン 大心
●栃木・宇都宮/宇都宮の夢餃子
●東京・赤坂 /陳建一担々麺
●長野・伊那 /信州伊那市ローメン シャトレ
●大阪・南河内/大阪名物かすうどん なだ市
●岡山・津山 /津山ホルモンうどん研究会
●四国・徳島 /徳島中華そば 徳福
●福岡・博多 /博多一幸舎

ラーメン以外の「ローメン」「ホルモンうどん」「かすうどん」の3種類がちょっとレアなので、ミニサイズをとりまぜつつ、友人とシェアして食べてみました。ローメンは蒸した中華麺が独特。焼きそばよりサッパリ系ながら食べ応えがあります。ホルモンうどんは、数種類の部位が入っていて焼きうどんがスタミナ系に変身した感じでした。

新鮮だったのは、かすうどんですね。牛の小腸を揚げた「油かす」を具にしたもので、南河内で昔から親しまれているとか。関西風の薄味のお出しとシコシコとした食感に味わいがあっておいしい。橋下徹知事が言う「大阪のソウルフードだ!」に納得。庶民派メニューで意外とヘルシー。コラーゲンもたっぷりですね。

「ご当地麺祭り」のショルダーには「ラーメン国技館」とつくのですが、昨年までココはラーメン専門のテーマパークでした。アクアシティが10周年を迎えてリニューアルしたのを機に模様替え。ご家族やグループで別店舗のメニューをオーダーして、一緒に食べられるフードコートスタイルに変わりました。これからの季節におすすめのテラス席もあります。

ジツは「ラーメン国技館」がスタートした2005年から、店舗周辺のコピーを担当させていただいています(抜けた年もあるのですが)。普通は紙媒体から入るのに、エントランス周りの看板類がメインという珍しいお仕事。当初は半年ごとに店舗を入れ替えて3年間の予定だったのが好評のため、昨年まで継続。日本人のラーメン好きを実感します。ご当地ラーメンの多彩さにも驚きました。

写真上:一番デカイ丼がかすうどん。油揚げナシでも結構ボリュームあり。
写真下:エントランスの看板。ボディコピーがこんな大きな文字になるケースもレア(^_^;) 

☆アクアシティ/ご当地麺祭り
(ぐるなび)http://www.gnavi.co.jp/aqua-city/shop/shop_ramen.html
(本サイト)http://www.aquacity.jp/special/1003_menmatsuri/

フリーランスのためのおしゃべりサロン第6回2010年04月11日 17:29

フリーランスのためのおしゃべりサロン第6回
アップがすっかり遅くなりましたが、先月「フリーランスのためのおしゃべりサロン(FOS)」第6回がありました。昨年秋から月イチペースで開催。もう半年経ったんだ〜と驚いています。

☆フリーランスのためのおしゃべりサロン
(第1回)http://officesasaki.asablo.jp/blog/2009/10/10/4626668
(第2回)http://officesasaki.asablo.jp/blog/2009/11/17/4701527
(第3回)http://officesasaki.asablo.jp/blog/2009/12/13/4755287
(第4回)http://officesasaki.asablo.jp/blog/2010/01/13/4810601
(第5回)http://officesasaki.asablo.jp/blog/2010/02/12/4876677

今回は初めてのホームパーティ。幹事のYさんはピアノ教室を主宰する一方、オーストラリアのワイルドフラワーのアレンジメントを教えていらっしゃる方。「参加したいのに日程があわず残念。それならウチで!」 と立候補してくださいました。

お料理は「手間をかけず、しかもオトクに」ということで、Yさんが会員になっているアメリカ生まれのスーパー、コストコに買い出し。ウワサには聞いていたものの、確かに安い!広い!大きい! パンやピザetc.の主食類、オードブル、サラダ、ローストチキン、フルーツ、ドリンク類があっという間にそろって感動でした。

パーティの前には、Yさんの指導のもと、希望者だけでフラワーバスケットの制作にもチャレンジ。花材は半ナマ状態のブリザーブドフラワー。ユーカリetc.香りのするものもあり、リラックス作用や消臭効果も期待できるそうです。個性的な花が揃っているので、セレクトに悩みながらも、とりあえず完成。三者三様の作品ができあがりました(写真左上)。Yさん曰く、人柄が出ているそうです(^_^;) 

☆オーストラリアのワイルドフラワー
http://www.apaa.jp/australia-fl.html

夕方からパーティがスタート。ライター、デザイナー、イラストレーターetc.総勢7人が集まりました。各自の差し入れも加わって、ボリュームたっぷり、見映えも豪華なテーブルに。ちょっと場違いだけど品薄だしと持参した、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」も好評でした。思いっきり食べて飲んで、たくさんおしゃべり。リーズナブルな会費なのにものすごく満足しました。

お店での会もいいけれど、ホームパーティは時間や人数を気にせず、くつろげるのがいいですね。楽しい仲間をはじめ、幹事のYさんに大感謝! なかなか機会のないお花の世界に触れられたのも貴重な体験でした。メンバーのお仕事内容を理解しながら、これからも交流を深めていけるといいなと考えています。

☆写真満載、メンバーのイラストレーター、まゆみんさんのブログ記事です。
http://mayuminlif.exblog.jp/12401574/
☆幹事を務めてくださった山崎美穂さんのサイトです。
Australia Preserved Flower Salon AK→http://www.ak-i.net/

川上澄生 木版画の世界2010年04月13日 22:37

川上澄生:木版画の世界
先日、友人にすすめられた「川上澄生展」を見に世田谷美術館へ。お天気のいい日だったので用賀駅から歩き、砧公園で名残の桜を眺めながらお弁当。これからの季節にはいいお散歩コースですね。

川上澄生は1895年生まれの版画家。英語教師のかたわら、市井の中にあって郷愁に満ちた独特の世界を紡ぎ出し、マイペースで作品をつくり続けた人でした。銅版画やリトグラフetc.版画というものになぜか惹かれます。絵画とはまた違い、肉筆と印刷の中間にある暖かさに味わいがあるからでしょうか。

蔵書票以外の作品を体系的に見たのは初めてで、多彩な作品群が新鮮でした。イソップ物語や聖書、日本のおとぎばなしをモチーフにしたもの、文明開化の時代を彷彿とさせる和洋折衷のハイカラ趣味を象徴する懐中時計やランプetc.。素朴なタッチの作品にはユーモアが漂い、懐かしく、ホッとするやすらぎに満ちています。

紙芝居のように映し出される物語本のスライド(ゑげれすいろは、あだんとえわ、瓜姫)もいい感じで、作品自体は小さいのに、思わず見入ってしまいました。

特に好きだったのは「初夏の風」という初恋の女性の面影を投影した作品。両脇に彫られたフレーズも青年らしい瑞々しさにあふれ、とても印象に残りました。最後のコーナーには棟方志巧の作品も。これが棟方?と疑いたくなるほど、そっくり! 全然知らなかったのですが、棟方は川上のこの作品に衝撃を受けて油絵を捨て、版画家になることを決意したそうです。

いくらでも複製が効くデジタルデータと対極にある、アナログな木版の世界。展示してある作品は「限定20部」クラスのものも少なくありません。川上が没したのは1972年。印刷技術は大きく様変わりし、紙に定着しない“電子書籍”の流通も現実味をおびはじめています。時代の波を押し留めることはできない。アートと書籍を同列に並べることはできないけれど、時代を超えて、人の手のぬくもりが残るものに魅力を感じるのもまた、事実。そんなことも考えた展覧会でした。

☆川上澄生:木版画の世界〜古今東西をあそぶ
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
世田谷美術館にて、5月9日まで開催中。
大幅な展示替えがあり、4月14日(水)から公開作品が変わるそうです。

新三郷ららシティ2010年04月16日 23:03

新三郷ららシティ
昨日、JR武蔵野線・新三郷駅前に広がる一大ショッピングゾーン、新三郷ららシティに初めて行きました。

駅から直通デッキで行ける新三郷ららぽーとには、H&M、ZARA、ニトリ、ユニクロ、無印良品、ロフトetc.の人気ショップがズラリ。少し離れてIKEAの巨大店舗が、その奥にはアメリカ発の倉庫型会員制スーパー、コストコが控えていて、新三郷駅〜ららぽ〜と〜IKEA〜コストコを無料シャトルバスが循環しています。

話には聞いていたものの、ココに来れば何でも揃うんですね。スゴイ。広大な駅前と商業施設の充実ぶりには衝撃を受けました。楽しいし、安いし、便利だし、いやあ〜不況知らずのエリアですねえ。三連休やGWには高速道路の渋滞の原因になるほど、ゲキコミというのもうなずけます。「西友にとりあえず行けあ♪」の西友だけないのが惜しい(^_^;) (イトーヨーカドーが入ってますが)

現地に行ってみて、百貨店が苦戦してるのがうなずけました。特にファミリー層にとっては絶好のスポットです。お買得で、駐車場が広くて、旬のアイテムがGETできる。まさに三拍子揃ってますもの。キッズルームやエンターテイメント施設も充実していますからね〜昔は百貨店が担っていたお買物のワクワク感が、こういう場所にシフトしてしまっているんだ、と実感しました。

☆ららぽーと新三郷のコンセプト
http://www.lalaport-shinmisato.com/about/concept/index.html
新三郷ららシティの概要や入っているショップがわかります。