TDW＆IKEAのプレスセミナー ― 2010年11月07日 10:12
先日、東京デザイナーズウイーク（TDW）開催初日におこなわれたIKEAのプレスセミナーに行ってきました。送られてきた招待状はなんと商品用梱包材の切れ端を利用したダンボール！ TDWの今年のテーマ、「環境」×「デザイン」にもぴったりです。エコ＆手作り感溢れるご案内を見た瞬間に、行こう！と思いました(^_^)
まずは、メイン会場のTDWドームへ。グローバル企業らしくプレゼンテーターは外国の方。発表はすべて英語でした。同時通訳が聞けるイヤホンセットを渡され、国際会議に出席しているような気分。しかし、イヤホンなしで聞いている参加者もチラホラ。語学力の皆無な自分が恨めしい・・・(>_<)
IKEAのテーマは「サスティナビリティ」。環境意識の高まりとともに耳にする機会が増えた言葉ですが、「継続可能な」というのは深く多彩な意味を持ちますね。企業としての継続、環境を守るための継続、そして次世代へ受け継ぐための継続。幅広い取り組みが紹介されましたが、中でも子どもたちに対する支援が興味深かったですね。
たとえば、太陽電池式のワークランプが１つ売れるごとに、ユニセフにもランプを寄付し、途上国の子どもたちの学習に役立てるとか、ソフトトイキャンペーンでも同様に、子ども支援のプログラムへの寄付がetc. こういう取り組みは、企業イメージの向上に役立つのはもちろんですが、働いている人のモチベーションアップにも大いに役だっていると思うんですね。
利潤を追求するだけではなく、プラスαの社会貢献ができること。それが仕事へのやりがいや、職場に対するロイヤリティにもつながり、好循環を生み出す。IKEAは創業者のイングヴァル・カンプラード氏が一代で築き上げ、世界企業に躍進した企業ですが、成長の原動力にはこういう活動も関係しているのだろうと感じました。
セミナーのあとの懇親会では、知り合いの編集の方にバッタリ。そして、すご〜くご無沙汰していたコピーライターＳさんとも再会しました。スウェーデンフードが入ったランチボックスも美味しかったです♪
コンテナエキシビションでは、お土産にいただいたステキなじょうろの展示が。優雅な曲線を描くおしゃれなデザインにもかかわらず、１個99円！ きっちりスタッキングできるから１つのパレットに572個も入るんですよね。コスト削減＆低価格実現の秘訣がひとめでわかりました。家具のフラットパックは有名ですけど、雑貨も緻密に計算されてるんですね〜。
帰りは一軒まるごとIKEAの製品でコーディネートしたおうちを見てきました。北欧テイストがあふれつつも、日本の住宅でも可能なインテリアにわくわく。カラフルでキュートな子ども部屋も夢がいっぱいでよかったなあ。入口でiPadを渡され、動画で自由に各部屋の説明をチェックできました。ペーパーレスなプレゼンの仕方がイマドキですね。
ご一緒したイラストレーターＭさんのブログ、デザイナーＦさんのブログにも当日の様子がUPされていますので、コチラもゼヒご覧くださいね。
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